映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』見ました。
映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』予告編
久々の更新は、がっつりホラー。ホラー映画でよく使われるウィンチェスターの名の由来になっている実話を元にしたお話です。
『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』のあらすじ
“西部を征服した銃”とまで呼ばれたウィンチェスター銃を開発し、莫大な資産を築いたウィンチェスター一族。娘、夫を次々に失った未亡人サラ・ウィンチェスターは、残された莫大な遺産とともにカリフォルニアに居を構え、毎日24時間家を増改築し続ける生活を始める。彼女の住む屋敷は500の部屋を有する奇怪な屋敷へと変貌を遂げていた―
自らの不遇を高名な霊媒師に相談したサラは、一族の身に起きる不幸は全てウィンチェスター銃によって命を落とした亡霊たちによる仕業であり、彼らを閉じ込めるべく屋敷を拡大し続ける必要があると告げられたためであった。妄信的に増改築を続けるサラをウィンチェスター社の経営陣はいぶかしく思い、精神不安を理由にサラから経営権を奪うため、精神科医のエリック(ジェイソン・クラーク)を屋敷に送り込む。
屋敷に到着したエリックは黒衣を纏うサラと面会をするが、サラに精神的な異常があるとは思えないでいた。滞在中、エリックは毎晩怪奇的な現象に苦しめられ、次第に追い込まれていく。不審に思ったエリックが屋敷を調べると厳重に閉じられた禍々しい部屋を発見する。そんな中、サラの姪マリソンの息子、ヘンリーが何者かに憑りつかれ、命の危険にさらされる。
ウィンチェスターハウスに巣くう亡霊の正体とは何なのか―?
(C) 2018 Winchester Film Holdings Pty Ltd, Eclipse Pictures, Inc., Screen Australia and Screen Queensland Pty Ltd. All Rights Reserved.
『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』の感想
※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。
星 ★★★☆☆
「ウィンチェスター」というハードル
ウィンチェスターという名前は、スーパーナチュラルや他の映画などでも多く使われていて、実話ベースという事でかなりハードルが高かった映画でした。
そのハードルを越えてきたかというと、「うーん…」というのが正直な感想です。
監督が「ジグソウ:ソウ・レガシー」のスピエリッグ兄弟だったのもハードルが高くなってしまった要因の一つかもしれません。
ざっくり言ってしまえば、ちょっと風変わりな屋敷で素敵なおばあちゃんと精神科医がお化けを退治するだけの印象です。
特別お化けが怖すぎたりするようなこともなく、良くも悪くも「ザ・ホラー映画」といったところ。
個人的にはもっと屋敷をフォーカスした演出をしてほしかった感じがします。
部屋ごとにどんなエピソードがあったかや、なぜこの屋敷がその形になっていったかなどを詳しくやってほしかったです。
サラ・ウィンチェスターの魅力
実際のところは分かりかねますが、映画の中のサラ・ウィンチェスターはとても素敵なおばあちゃんな印象でした。
屋敷を増築し続けるという奇行から会社から精神鑑定を依頼されてしまうのですが、全く異常な感じはせず、誰よりも冷静で本質を知りつつ、お化けサイドで行き続ける様がとても魅力的な感じがしました。
演者のヘレン・ミレンさんの雰囲気もあってだとは思いますが、きっと普段はすごく優しくてクッキー焼いたり畑耕したりしていそう(あくまで勝手なイメージです笑)。
感想のまとめ
評価としては星3つですが、見て損をするような微妙な映画などではなく、良い意味でちょうど良いホラーだと思います。
スプラッターではないのでソウが苦手な方なども見れると思いますし、怖さという意味でも個人的にはそこまでではない気がします。
ストーリーはしっかりしていて見やすいので、ホラー好きだけど怖すぎるのは苦手な方や久しぶりに何かホラー映画見たい時などにピッタリな気がします。
『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』が見れるVOD
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