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映画『蜘蛛の巣を払う女』見ました。

映画『蜘蛛の巣を払う女』予告(2019年公開)

『セブン』などのデヴィッド・フィンチャーが製作総指揮、『死霊のはらわた』や『ドント・ブリーズ』などのフェデ・アルバレスが監督。『ドラゴンタトゥーの女』シリーズ最新作としてハードル超上げ必須な本作、早速視聴してみました。

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蜘蛛の巣を払う女』のあらすじ

冷え切った空気が人の心まで凍てつかせるストックホルムの厳しい冬。
背中にドラゴンのタトゥーを背負う天才ハッカー、リスベット・サランデルに仕事が依頼される。

「君しか頼めない――私が犯した“罪”を取り戻して欲しい」

人工知能=AI研究の世界的権威であるフランス・バルデル博士が開発した核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局から取り戻すこと。
それは、その天才的なハッキング能力を擁するリスベットにしてみれば簡単な仕事のはずだった。

しかし――、それは16年前に別れた双子の姉妹、カミラが幾重にもはりめぐらした狂気と猟奇に満ちた復讐という罠の一部に過ぎなかった。

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© 2018 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

蜘蛛の巣を払う女』の感想

※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。

星 ★★★☆☆

シリアスなアクションサスペンス

『セブン』でも『ゲーム』でも、もちろん『ドラゴンタトゥーの女』でも、デヴィッド・フィンチャー監督の作品はどれも予想し得ない方向に伏線で引っ張られて物語が流れるように進んでいくところがとても好きでした。

だからこそ今作は、クオリティは非常に高いのですが予想外な部分というの少なくてハードル上げすぎた感は否めなかったです。総指揮という肩書がどこまで本編に関与されているのかわからないですが、もしかしたらフェデ・アルバレス監督の色が大きく出ていたのかもしれません。

なんというか主観的な意見になりますが、物語もアクションもサスペンスも全てがバランスよく平均点で、それ故インパクトが薄く、美味しいんだけど決して自分で買うことはない高級ハムみたいな映画でした。貰う機会があれば是非味わってほしいとは思いますが、自分で買わなくてもいいかもしれません。

 

とはいえアクションサスペンス映画としての出来は非常に高いので、『ドラゴンタトゥーの女』の元になったスウェーデンの映画『ミレニアム』などが好きならば十分楽しめるとは思います。(私は「ミレニアム」は1でギブアップでした。)リスベット役やミカエル役も『ドラゴンタトゥーの女』とは異なっているので、続編ではなく新しい作品として見たほうが楽しみやすいかもしれません。

 

蜘蛛の巣を払う女』が見れるVOD

私はAmazon Prime(400円)で見ました。それ以外でもU-NEXT、dTV、TSUTAYA TVauビデオパスなどでも見れるみたいですが、いずれもレンタルで見放題はなさそうです。トライアルでポイントを使えば無料で視聴が可能なのでおすすめです!

U-NEXTdTVTTVビデオパス

蜘蛛の巣を払う女 (字幕版)

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