暇乞い | itoma-goi *

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毎日はあっという間でちょっと悲しい : )

映画『ゲット・アウト』見ました。

「ゲット・アウト」予告編

Amazon Primeで高評価レビューが多く、予告編もすごくクオリティが高そうだったので気になり早速視聴してみました。一応ジャンルはホラーとなっていますが、どちらかというとサスペンス色の強いヒューマンドラマという感じです。

 

ゲット・アウト』のあらすじ

主人公であるアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、恋人のローズと一緒に彼女の実家を訪れる事になる。白人であるローズの実家を訪ねる事に不安はあったが、手厚く歓迎してくれて、打ち解ける事はなくても嫌な思いなどはする事もなく、恋人の両親やその街の人達と楽しく話し、写真を撮って過ごしていた。

街にはほとんど白人しかいなかったが、使用人や管理人に黒人の住人がいる事を発見する。彼らも街に馴染んでいるようだったが、クリスはどこか妙な違和感を感じるのだった。

そしてその夜、タバコを吸い終え庭から戻ったところを彼女の母親に呼び止められ…。

 

ゲット・アウト』の感想

※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。

星 ★★★★☆

『差別』を綺麗に飾って現した名作

Amazonのレビューで高評価だったのは間違いではありませんでした。これは面白いです。これが見放題で見られるAmazon Primeすばらしい!(笑)

まず前提として白人と黒人の人種差別がテーマになっています。しかし、ただ差別するのではなく、黒人に憧れる白人が手術によって黒人の体を乗っ取るという空恐ろしい事件を通して差別を描いていました。怖いというよりは不気味な映画という印象で、『ヴィレッジ』や『ロブスター』などの異色ホラー系が好きな人はきっと気に入ると思います。

人種差別にはほとんど縁のない日本人の私でも十分楽しめましたが、きっとアメリカや他国の方だとまた違った感覚を味わえるんだと思います。差別に関してここでは多く書きませんが、きっと日常茶飯事にそれは起こっていて、影の部分が多いからこそ美しい友情や絆が光るお話が多いのかもしれません。

また、黒人独特の話し方や挨拶なども多く盛り込んでいそうだったので、英語はわかりませんが、おそらく体を乗っ取られた使用人や管理人が本来の自分と乗っ取った白人のキャラクターの演じ分けなどもしてたんじゃないかと思われます。

ジョーダン・ピール

この作品の監督をされているのは、俳優でコメディアンでもあるジョーダン・ピールという方。初めて聞いた名前でしたが、非常に興味を惹かれて色々調べてみたところ2019年公開の『アス』という作品も面白そうでした。


『アス』予告編90秒

不気味さ満点(笑) こういった雰囲気を作るのに非常に長けているんだと思います。そしてきっと面白いので、機会があれば見てみたい!

 

ゲット・アウト』が見れるVOD

私はAmazon Primeで見ました。見放題はおそらくAmazonだけでそれ以外だとレンタルになるようです。Amazon以外でも初回登録時の無料ポイントを使えば無料で見ることもできるんでおすすめです!

dTVTTVビデオパス

ゲット・アウト(字幕版)