映画『僕だけがいない街』見ました。

映画『僕だけがいない街』予告編【HD】2016年3月19日公開

最近Amazon Primeの映画三昧な夜を過ごしておりますが、この作品もしかり。実は映画は以前1度見た事があったのですが、アニメもAmazonで全話視聴できたので、アニメ12話と映画も改めて見てみました。

映画『僕だけがいない街』公式サイト

TVアニメ『僕だけがいない街』公式サイト

『僕だけがいない街』のあらすじ

藤沼悟（藤原竜也）は悪い事が起こる予兆を感知して、それがなくなるまでタイムリープを繰り返すリバイバルという能力を持っていた。

その能力を使って一人の男の子を助ける姿を見て、同じバイトの同僚である愛梨（有村架純）は悟に興味を持つ。
そしてその数日後、再び悟にリバイバルが起こる。
悟本人は気づかなかったが、母親が誘拐現場を目撃した事で未遂に終わり防ぐことができた。

しかし、犯行現場を見られた事で犯人によって殺害されてしまう。
悟はなんとか母を救おうとリバイバルを繰り返し過去をやり直すのだった。

『僕だけがいない街』の感想

星　★★★★☆

とにかくストーリーが秀逸なお話です。ジャケットだけ見てラブストーリーだと思ってましたが、がっつりサスペンスでかなり好物な部類の内容でした。

Amazonを始め色々なところで結構低評価が多くついている映画ですが、僕は全然楽しく見ることができました。というのも、この映画、というかこのお話は元々マンガが原作で、マンガとアニメと映画それぞれ展開が異なっており、映画に至っては結末が全く違うので原作のファンから批判的な評価を受けたようです。

僕はアニメは見ましたがマンガは読んでおらず、映画が先だった事もあって空の状態で消化できたので楽しめました。

むしろ12話もある良作アニメをよく2時間にまとめたなぁと感心です。どちらかを見るならアニメの方がオススメではありますが、これはこれでありかなと。

演出的な面でいうと、アニメであった幼少期の大人の悟の心の声が映画版でちょっと少なかったのでもったいないなーと感じました。また、時間的に仕方ないと思いますが、かなり削って削ってな感じでアニメよりも薄い印象ではありました。原作のマンガではアニメより更に細かく犯人の心理状態なども描いているそうなので、機会があれば読んでみたいです。