映画『残酷で異常』見ました。
ホラー好きな友達に勧めていただいて、『残酷で異常』という映画を見てみました。
『残酷で異常』のあらすじ
ある日、自宅のバスルームでエドガーは誤って妻を殺してしまう。
そしてその傍らでエドガーも何故か意識を失ってしまう。
目を覚ましたエドガーは、車を運転していて隣には死んだはずの妻の姿があった。
不思議に思ったが、そのまま自宅に戻りドアを空けると、見慣れない施設に繋がっていた。
そこは殺人を犯した犯罪者のグループセミナーが行われており、エドガーもそこに加わる事となる…。
『残酷で異常』の感想
※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。
星 ★★★★☆
B級グルメ的なタイムループ作品
特別お金がかかっていたりストーリーが際立っていたりするわけではないのに、なぜか引き寄せられ見入ってしまうB級グルメのような作品でした。
何の前知識もない状態だと、途中まではテンポが言い訳でもなく、絵も特別な事はなく普通、人は死ぬけど何が起こっているかよく分からないので、ホラーなの?という感じがしました。
ただ、タイムループしている事やタイムループしている理由などが徐々に分かってくるとかなり面白くなってきます。
特に後半のエドガーの心理の変化は見応えがあります。
殺人を犯したものが校正するためのセミナーのような場所だという事を理解して尚、最初は「自分は悪くない!帰してくれ!」の一点張りでしたが、タイムループする中で少しずつ自分の非に気づき、最後は周りの人を助けるために自ら死を選ぶという展開がとても良かったです。
死んで悔い改めるというテーマからも分かるように、とても宗教的な意味合い深い作品になっています。
僕はそれらに疎いので正確なところは分かりませんが、宗教的な映画が好きだったり哲学好きな方なら楽しみやすい映画だと思います。
『残酷で異常』が見れるVOD
私はAmazon Primeで見ました。見放題で見れて月額も500円なのでおすすめです。
(ネタバレ感想を読んでも全然楽しめると思うので、気になる方は是非ご覧あれ。)