暇乞い | itoma-goi *

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毎日はあっという間でちょっと悲しい : )

映画『スプリット』見ました。

『スプリット』本予告

シックス・センス』や『アンブレイカブル』で有名なM・ナイト・シャマラン監督作品。両作品とも公開当時に見て結構な衝撃を受けたような朧気な記憶しか残っていない中で視聴したのでちょっともったいなかったかなとも思いました。もし十分にこの映画を楽しみたいと思ったら『アンブレイカブル』は見ておいた方が良いです。

nbcuni-cp.jp

『スプリット』のあらすじ

級友のバースデーパーティの帰り、車に乗った3人の女子高生。見知らぬ男が乗り込んできて、3人は眠らされ拉致監禁される。目を覚ますとそこは殺風景な密室…彼女たちはその後、信じがたい事実を知る。ドアを開けて入ってきた男はさっきとは違う異様な雰囲気で、姿を現す度に異なる人物に変わっていた― なんと彼には23もの人格が宿っていたのだ!そして、さらに恐るべき24番目の人格が誕生すると、彼女たちは恐怖のどん底に。
3人 VS <23+1>人格。果たして、3人は無事に脱出できるのか!?

2016 Universal Studios.

『スプリット』の感想

※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。

星 ★★★★☆

好き嫌いが分かれる名作

 全く予備知識がない状態で見たので、シックスセンスのようなお化け系の話だと思っていたら全く違って、王道の精神系サスペンス・ホラーものでした。M・ナイト・シャマラン監督といえばラストのどんでん返しが特徴的な監督ですが、今作もラストはびっくり!というか、「え?」という感覚でした。

というのも、急に最後にブルース・ウィリスが出てきたんです。「え?」ですよ。友情出演かな?と思ったんですが、よくよく調べてみるとどうやらアンブレイカブルと同一の世界の中での話だったようです。そしてその同一の世界の映画の続編として、2019年今年『ミスター・ガラス』が公開されるとの事でした。

24人の人格を宿す解離性人格障害の犯人に監禁された3人の少女の話なのですが、話だけだとおそらく星も3つくらい。そこまで面白いものではないとは思います。私はこの類の話が好きだったので星ももう1つ上げておきました。

ただ、アンブレイカブルからミスター・ガラスへと続く映画の1つとして伏線なども含めて考えると圧倒的に星5クラスの超弩級のモンスター映画へと繋がるのではないかとも思えてきます。

虐待がきっかけで解離性人格障害を引き起こした犯人がヒロインのケイシーの体のアザから同じ境遇の持ち主だと知った事で事件が解決したわけですが、ラストシーンで助けてくれた警官に向けた眼差しはどうしてもケイシーも同じ解離性人格障害(あるいはその他の精神疾患)を患ってしまったのではないかと妄想させてくれました。

ただ1点、もったいないと感じたのは私は英語がわからないので解離性人格障害を持つ犯人役のジェームズ・マカヴォイ氏の人格毎の演じ分けがわからなかった事でした。きっとすごく特徴を出して演じられていたんだとは思いますが、やはり字幕で見ているだけではそれぞれどんな人格なのかがわかりづらかったです。日本で山寺宏一さんを犯人役にしてリメイクしてほしいです。すごそう・・・(笑)

サスペンスやホラー系の映画としては盛り上がりに欠けるものの、細かくよく作られている良作だと思います。

『ミスター・ガラス』について

M・ナイト・シャマランの最新作『ミスター・ガラス』日本版予告編

絶対面白い。

『エイリアン』と『プレデター』を同じ監督が作っていて、それをまとめて『エイリアンxプレデター』として作ってみました的な映画のようです。今回の犯人のジェームズ・マカヴォイブルース・ウィリス、更に新しいミスター・ガラスを加えて、話がどう展開していくのか非常に楽しみです。もうAmazon Primeなどでも見れるみたいなので今度見てみようと思います。

『スプリット』が見れるVOD

今回はAmazon Primeで視聴しました。200円なんで良心的!他にはdTV、TSUTAYA TVなどでも見れるみたいです。他のVODでもトライアル中なら無料で見ることができるんでおすすめです!

dTVTTVビデオパス

スプリット (字幕版)

スプリット (字幕版)

 

 

映画『ザ・リング』見ました。

ザ・リング(予告編)

1998年に日本で公開されて大ヒットした鈴木光司氏原作のホラー映画「リング」の米リメイク版。私も小さい頃に見てビビりすぎて7日後に死ぬかもしれないと思ってたのも今では懐かしいです(笑)

この映画はその影響を受けてアメリカでリメイクされたのですが、元の「リング」が好きすぎて当時は興味を持てなかったのですが、ジェームズ・ワン関係の作品が一段落したので見てみる事にしました。

ザ・リング』のあらすじ

友人のケイティの家に泊まりにきていたベッカは『ビデオを見たものは7日後に死ぬ』という都市伝説のような噂話を、二人でふざけながら話していた。実はケイティはそのビデオを1週間前に既に見ていて、ベッカは本当に変死してしまったケイティを部屋で発見するのだった。

後日ケイティの葬儀に出席したレイチェルは、ケイティの母から死の真相を調べてほしいと頼まれる。調査をしていく中でレイチェルやレイチェルの元夫ノア、そして二人の息子のエイダンもそのビデオを見ることになり、7日後に死ぬかもしれないという恐怖を抱えたままテープの真相解明にあたるのだった。

ザ・リング』の感想

※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。

星 ★★★☆☆

特にホラー映画は、文化の違いからくる恐怖への感覚の違いが大きいとも思うんで、日本人が2つを見比べたら、そりゃ邦画の方が怖いのは当然かもしれません。

そういった事もあってか、邦画版のリングの尾を引く怖さみたいなものがあまり感じられませんでした。単純に私が20年ほど歳を取って感度が鈍っただけかもしれません。

それでもちょっと「ウーン」と思ってしまう設定や演出の違いがいくつか見られました。

まずサマラ(貞子)に関してです。あの貞子の独特な動き方は完璧に再現してほしかったんですが、こちらに向かって這ってくるシーンなどは結構雑だなーと感じてしまいました。

また、日本版の貞子は超常的な化物のような存在で扱われていたのに対して、アメリカ版の貞子(サマラ)は特殊な能力がある普通の女の子という感じだったのでいまいちなぜ井戸に落とされる事になったのか腑に落ちないというか、しっくり着ませんでした。

鈴木光司氏は「リング」を愛の話だと当時お話されていたのをなんとなく覚えていますが、その違いから自分を受け入れてもらえない悲しい愛情的な感覚が若干弱くなってしまっているかなと感じました。

面白いと思った演出は、ビデオテープの中のハエが後日改めて視聴する際に画面から出てくるところでした。他にも大筋はほぼ同じではありますが、細かな設定や展開は異なっていて「リング」を見た人でもそれなりに楽しめると思います。

 

実はこれを見ようと思ったのは、昨年公開された『ザ・リング/リバース』という映画を見かけたからです。邦画のリングもシリーズ化されていますが、アメリカ版でも『ザ・リング2』『ザ・リング/リバース』と3つ出ているようです。引き続き2とリバースの方も見ていきたいと思います。

ザ・リング』が見れるVOD

私はAmazon Primeで見ました。(HD画質で400円)他にはU-NEXTでも視聴可能でそちらは見放題で見ることができそうです。

U-NEXT

ザ・リング(字幕版)

ザ・リング(字幕版)

 

 

 

映画『ライト/オフ』見ました。

映画 『ライト/オフ』予告【HD】2016年8月27日公開

『ソウ』や『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン監督作品。元ネタはデヴィッド・F・サンドバーグという監督が動画サイトにアップした恐怖映像で、1億5000万回以上再生された事で映画化に至ったという昨今の映画シーンならではのルーツのお話。

warnerbros.co.jp

『ライト/オフ』のあらすじ

ひとり暮らしのレベッカは、幼い弟から、「電気を消すと、何かが来る」と打ち明けられる。実はレベッカが数年前に家を出たのも、"それ"が原因のひとつだった。レベッカは脅える弟のために、今度は逃げずに"それ"の正体を突き止めようと決意する。沢山の電気を用意して実家に乗り込む彼女だったが、母が隠していたあまりにも残酷な秘密が明らかになった時、ひとつ、またひとつ、電気が消えていく──。"それ"はいったい何なのか?なぜ襲いかかって来るのか?

© 2017 Warner Bros.

『ライト/オフ』の感想

※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。

星 ★★★★☆

ジェームズ・ワン作品を見漁っている中で見つけて気になっていた『ライト/オフ』、死霊館シリーズを見終えてようやく見ることができました。

 

結論からいうと、これは面白い!お化け系のホラーものが好きな方はきっと楽しめると思います。

明かりを消すと現れる”何か”から家族を守ろうとするお話なのですが、この設定がシンプルでありますが、だからこそ世界に入り込みやすく恐怖を体感しやすくなっていました。

最初、パチパチと電気をオンオフしているシーンでは、「遊ぶな(笑)」なんて軽く見ていましたが、余裕があったのは最初だけで途中からは映画の世界に入り込んで一緒に逃れる術を探していました。

 

ドッキリする恐怖ポイントは多めでしたが、電気を消すと現れる怖さは邦画的なじんわりホラーの方があっている気がするんで、邦画としてリメイクしても人気が出そうな気がします。

 

そんな秀逸なシチュエーションを考案したのがデヴィッド・サンドバーグ監督で、1億回以上再生されたという元ネタがコチラ↓

vimeo.com

映画本編ではこのシチュエーションを使って、家族愛などの要素も盛り込んで良作を作り上げています。

個人的には同監督の「死霊館」や「アナベル」シリーズよりも怖いと思いました。2作目なども作って欲しいです!

『ライト/オフ』が見れるVOD

今回もauビデオパスを使って視聴しました。PPV作品なので見放題外ではありますが、初回登録時に500円分の無料ポイントがもらえてそれを使って見ることもできます。

他にはdTV、TSUTAYA TVなどでも見れるみたいです。他のVODでもトライアル中なら無料で見ることができるんでおすすめです!

dTVTTVビデオパス

ライト/オフ(字幕版)

ライト/オフ(字幕版)

 

 

映画『死霊館のシスター | The Nun』見ました。

映画『死霊館のシスター』本予告【HD】2018年9月21日(金)公開

悪魔『バラク』をテーマにした死霊館シリーズの作品。アナベルとはまた別のスピンオフ作品で、死霊館シリーズの中でも最も昔に起こった出来事になっています。一応繋がりのあるシリーズものですが、初めて死霊館シリーズを見る人が最初に見ても違和感なく作られている作品でした。

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死霊館のシスター | The Nun』のあらすじ

1952年、ルーマニア修道院でひとりのシスターが自ら命を絶つ。不可解な点が多いこの事件の真相を探るため、教会はバーク神父とシスターの見習いアイリーンを修道院へ派遣する。二人は事件を調査していくにつれ、この修道院に隠された想像を絶する秘密へとたどりつく。バーク神父とアイリーンは、決して関わってはいけない恐るべき存在“悪魔のシスター”と対峙することになる―。

©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

死霊館のシスター | The Nun』の感想

※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。

星 ★★★★★

ちょっと甘めかもしれませんが、シリーズ最高の星5つ!賛否あるとは思いますが個人的にはとても好きな作品でした。

 

公開するにあたって作られたPVが怖すぎるとYouTubeから削除されてしまったり、色々と前途多難な作品だったようですが、怖さでいうとアナベル人形などと比べるとそこまで怖くはなかったと思います。やはり文化からくる恐怖の認識の違いによるところが大きいのかもしれません。

 

では何がよかったかというと、さくっと見られる気軽さと非常にクオリティの高い世界創り入り込みやすいエピソードなどです。

 

作風を一言でいうと、最近のホラーの海外ドラマを少し映画向けに怖くしたような印象です。話をぼかさずにエピソードの輪郭をしっかり描きながら展開していくので、しっかり集中しなくても見やすくて、それでいてスピンオフ作品ならではの奥深さもあって、あまり食べたくない時でも美味しく食べれて、しかも食べるともっと食べたくなるポテトチップスみたいな見やすいホラー映画でした。

 

制作費など細かいことはわかりませんが、クオリティも過去のシリーズの比ではないくらいカメラワークや美術などもしっかりこだわって作られていると感じました。特に特殊メイクはすごくて、ウォーキング・デッドのゾンビ以上のクオリティなのでお化けとしてはちょっとやりすぎなのではとも思えましたが、それが逆に見やすさにも繋がっていたので、結果良かったんだと思います。

 

最後はしっかり死霊館に繋げてくれてもいて、死霊館ファンはもちろん、初めてこの作品を見る人でも楽しめる作りになっていてとても良くできたホラーだと感じました。

死霊館のシスター | The Nun』が見れるVOD

今まではAmazon Primeを中心に視聴してきましたが、今回はauビデオパスを契約して視聴しました。PPV作品でしたが500円分の無料ポイントがもらえてそれで見ることができたので、実質無料で見れました。無料期間は1ヶ月らしいので色々見漁ってみたいと思います。

他にはU-NEXTとかdTV、TSUTAYA TVなどでも見れるみたいです。他のVODでもトライアル中なら無料で見ることができるんでおすすめです!

U-NEXTdTVTTVビデオパス

死霊館のシスター(字幕版)

死霊館のシスター(字幕版)

 

 

映画『アナベル 死霊人形の誕生』見ました。

怖すぎ注意…『アナベル 死霊人形の誕生』予告編

『SAW』のジェームズ・ワン監督の『死霊館』の別軸、アナベルシリーズの2作目。今回はアナベル人形が生まれた経緯についてのお話になっています。前作の『アナベル 死霊館の人形』もなかなか怖かったので今回も楽しみ!

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アナベル 死霊人形の誕生』のあらすじ

舞台は、12年前に幼い愛娘を亡くす悲劇に見舞われた人形師とその妻が暮らす館。そこへやって来た孤児院の6人の少女たちとシスター。新生活に心躍らせる彼女たちだったが、家の中には不気味な雰囲気が漂っていた。いるはずのない何者かの気配、無人の部屋で鳴り出すレコード、自然に開閉するドア、不気味な物音―。脚の不自由なジャニスは、怪現象を敏感に察知し、怯えを隠せずにいた。ある晩ジャニスは、鍵が掛かっているはずのドアが開いていることに気づく。中を覗くと、そこにいたのは―<アナベル>だった!

呪いの封印を解かれた<アナベル>は、執拗にジャニスを追い詰める。弱みを見せたら最後、次々と少女たちに襲いかかる。逃げても、捨てても、<彼女>は憑いてくる! <アナベル>人形の正体とは!? 少女たちは容赦のない呪いから逃れることができるのか!?

© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

アナベル 死霊人形の誕生』の感想

※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。

星 ★★★★☆

クオリティは前作よりも格段に上がっていましたし、お話もしっかり作られていて最後まで飽きずに見ることができました。しかしながら霊の存在が強力すぎて、途中からは恐怖というよりも可哀想という感覚になってしまって、いじめの現場を延々見せられているような感じになってしまいました。

このシリーズの象徴でもある人形がどちらかというとサブ役で、アナベルの霊をメインに展開していく事もあり、人形の持つ恐怖感というものが今作は若干薄れてしまっているようにも感じました。ビックリ系の怖さは多かったように思います。

一応星は4つにしましたが、前回見た『死霊館 エンフィールド事件』と比べるとちょっと見劣りするかなとは思います。なんというか見終えた後にどんよりします…。

もちろん、だからと言って見る価値なしなどではなく怖いホラー作品だとは思いますが、楽しいかと聞かれると首を縦に振るのを躊躇してしまうようななんとも言えない映画でした。

アナベルシリーズは最後の『アナベル 死霊博物館』が6月20日から公開されているようで、映画館に見に行く事はないかもしれませんが機会があれば見てみたいです。

あとは『死霊館のシスター』という、アナベルとは別のバラクをテーマにしたスピンオフ作品もあるようなので次回はそれを見てみたいと思います。

死霊館 エンフィールド事件』が見れるVOD

私はAmazon Primeで見ました。他にはU-NEXTとかdTV、TSUTAYA TVなどでも見れるみたいです。トライアル中なら無料で見ることができるんでおすすめです!

U-NEXTdTVTTV

 

 

映画『死霊館 エンフィールド事件』見ました。

映画 『死霊館 エンフィールド事件』本予告【HD】2016年7月9日公開

『SAW』のジェームズ・ワン監督の『死霊館』の続編。スピンオフ作品も多い映画ですが、こちらが本編のシリーズ2作品目になります。『SAW』は後半の方はホラーというよりはスプラッターものという感じでしたが、こちらはしっかりホラーしてくれていて見応えたっぷり。今回も楽しんで見ることができました。

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死霊館 エンフィールド事件』のあらすじ

数々の不可思議な事件を解決してきたエド&ロレイン・ウォーレン夫妻。妻のロレインには不思議な力があり、ある日、夫エドが死んでしまう予知夢を見る。愛する夫を失うのではないかと怯えていた。

そんな最中、ロンドン北部のエンフィールドで暮らすシングルマザーと4人の子供のホジソン一家が悪魔のような何かに苦しめられていると教会から救援依頼が来る。

夫の死を恐れながらも、ウォーレン夫妻はその家族を救うために家へ向かうのだった。

死霊館 エンフィールド事件』の感想

※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。

星 ★★★★☆

前作の『死霊館』と比べると、格段にクオリティが増して上質なホラーの印象が強まりました。また、エンターテイメントとしてのホラーを意識して作られている感じがあり、へそ曲がり男や壁の絵を額ごと持ちながら突進してくる幽霊など、他のホラーにないオリジナリティのある演出がたくさん散りばめられていました。

そのせいもあって、映画としては面白いけど怖さでいうと少し薄まってしまった感があって、若干物足りなさもありました。特に後半はウォーレン夫婦のラブストーリーっぽい展開になっていた事もあって、怖いというより応援したい気持ちが強くって「がんばれ、エド!」と思いながら見入っていました。

個人的にはウォーレン夫妻は大好きなので全くもってマイナスというわけではなく、プレスリーの曲を歌うシーンがあったりなどむしろ前作よりも面白かったのですが、ホラー映画としてのパンチ力は弱めかもしれません。怖さでいうと死霊館シリーズより、スピンオフのアナベルシリーズの方が怖いと思います。

今作はバラクという悪魔が老人の霊を操っていたという事だったわけですが、そのバラクにスポットを当てたスピンオフ作品もあるようなので、次回はそれを見てみようかと思います。

死霊館 エンフィールド事件』が見れるVOD

私はAmazon Primeで見ました。他にはU-NEXTとかdTV、TSUTAYA TVなどでも見れるみたいです。こちらもトライアル中なら無料で見ることができるんでおすすめです!

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映画『アナベル 死霊館の人形』見ました。

映画『アナベル 死霊館の人形』予告編【HD】2015年2月28日公開

前回の『死霊館』に続いて第2作品目。スピンオフ作品でもありアナベルシリーズの第1作目です。『死霊館』の方も面白かったですし、今年はこのスピンオフの3作目が公開されるという事で期待大の作品です。

映画『アナベル 死霊館の人形』オフィシャルサイト

アナベル 死霊館の人形』のあらすじ

ジョン・フォームは、わが子の誕生を控えた妻のミアに、ビンテージ人形をプレゼントする。だが、幸せに満ちた日々は、思わぬ事件で打ち砕かれる。隣家の夫婦を惨殺したカルト信者の男女が、ミアに襲い掛かったのだ。男は警官に射殺され、女はミアの人形を抱いて自殺する。その日を境に次々と奇妙な出来事が起こり、原因不明の火事に発展する。幸いにも無事に救出されたミアは女の子を出産し、家族は血塗られた家を出る。ところが──引っ越しの荷物から捨てたはずの人形が現れる。実は男女が絶命の瞬間に邪悪な何かを呼び出していたのだ。果たして、人形に宿った怨念の正体とは、そしてその目的は──?
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アナベル 死霊館の人形』の感想

※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。 

星 ★★★★☆

純粋に怖さという意味でいうと、主観的な価値観になりますが死霊館よりもこちらの方が怖いと思いました。というのも、死霊館は悪魔的なアプローチだけが強かったのに対して、こちらもベースは悪魔で同じなのですが、人形という日本人にもわかりやすい演出が加わっている事もあって和製ホラー的なじんわりくる怖さがあります。そしてなんとなくですが、まだまだ余力を残しているというか続編を見越して伸びしろを残して作られている感じもしたので、次作にも期待が持てる内容でした。

前作で好演をしていたエド&ロレイン夫妻は今回は出てきませんでした。その代わりにヒロインのサポート役として登場していたエブリンがかなり素敵なキャラクターで、「すごくいい人だなぁ」と思っていたら…まさかの身代わりにで生贄に。思わず「えっ…」と声が漏れるくらい残念でした。

アナベルシリーズはあと2作。そのうち最新作は今年(2019年)9月20日公開という事で今から楽しみです。

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アナベル 死霊館の人形』が見れるVOD

私はAmazon Primeで見ました。プライム会員なら無料で視聴可能です。他にはU-NEXTとかdTV、TSUTAYA TVなどでも見れるみたいです。こちらもトライアル中なら無料で見ることができるんでおすすめです!

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アナベル 死霊館の人形(字幕版)
 

 

映画『死霊館』見ました。

映画『死霊館』予告編

まだまだ続くホラー映画ブーム。インシディアスに続いて、同じく『ソウ』のジェームズ・ワンが監督の大人気シリーズ第一弾です。スピンオフの製作予定の作品も含めると8作近くもある人気作で、ホラー映画の中でのなかなか怖いと評価も高い作品です。

英題は『The Conjuring』。「呼び起こす」という意味…何を呼び起こすんだろう!

死霊館』のあらすじ

エド&ロレイン・ウォーレンは今まで数々の不可思議な事件を解決してきた超常現象研究家の夫婦。過去の事件についての講演会も大盛況で、たくさんの受講者が興味津々で話を聞いていた。

公演後、一人の女性が「家は呪われている。助けてほしい。」と夫妻の元を尋ねる。以前、悪魔祓いをした際に妻が拒絶症になってしまった事からエドは一度断るが、妻のロレインは困っている女性を放っておく事はできないと調査に出向くのだった。

死霊館』の感想

星 ★★★★☆

星5をつけてもいいくらいの良作でしたが、まだまだ先は長いので期待も込めて星4つ。作風はエクソシストっぽい感じで、ドキュメンタリータッチに話が展開していくので見やすかったです。

この『死霊館』を代表する演出ポイントでもある目隠しをしてかくれんぼをするシーンは、実際自分が鬼だったらすごく怖いのではと思ってしまいました。シリーズ1作目にして既に虜です(笑)

『ソウ』の監督のジェームズ・ワン氏が日本のホラーファンという事もあって、洋画ホラーにありがちな悪魔押し一辺倒という感じではなく、伏線を散りばめつつビックリ系の怖さ+じわじわ系の怖さの両方で上手に恐怖感を演出されていました。次々何でもかんでもビックリ系を狙ったりせず、むしろ良い意味で控えめなアプローチなおかげで怖さが倍増している感じがしました。

また、個人的な感想になりますが、エド&ロレイン夫婦が美男美女過ぎてどのシーンも絵になります(笑) 二人の元に相談に行った死霊館に住むペロン夫婦もとても良い人柄のキャラクターだったので、「お化けに負けるな!がんばれ!」とずっと応援しながら見てました。

ただ、デメリットをあげるならその点で、登場人物が良い人すぎて悪魔側が完全に敵になっていたので、悪者をやっつけるヒーロー物のようなちょっとチープなストーリー展開ではありました。おそらく今後の続編やスピンオフで、舞台の背景やアナベル人形についても語られるのだとは思いますが、今作に限っていえばそこだけがちょっと残念だったかなと思います。

アナベル 死霊博物館』ヤバそう…(汗)

この記事を書くにあたって、色々と調べていたら見つけました…。

【360度VR】ホラー映画『アナベル 死霊博物館』トレーラー

死霊博物館のVR映画だそうです。これは絶対ヤバい…。視線移動が売りなVRなだけに、ホラー映画お得意の「振り返ったらそこにいる」というのが「実際に自分で振り返ったらそこにいる」を体験できてしまいます。

日本では2019年9月20日に全国ロードショーという事です。見たい…けど見たくない(笑)

死霊館』が見れるVOD

私はAmazon Primeで見ました。(HD画質で199円)他にはU-NEXTとかdTV、TSUTAYA TVなどでも見れるみたいです。

トライアル中なら無料で見ることができるんでおすすめです!

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死霊館(字幕版)

死霊館(字幕版)