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映画『ブレイン・ゲーム|Solace』見ました。


映画『ブレイン・ゲーム』予告編

羊たちの沈黙』でアカデミー賞を受賞したアンソニー・ホプキンスが主演を務めるサイコ・サスペンス。大好きなレクター博士が主演でそそられて、あらすじを読んで絶対見たいと思った映画です!

braingame.jp

ブレイン・ゲーム|Solace』のあらすじ

FBI特別捜査官のジョー・メリウェザー(ジェフリー・ディーン・モーガン)と若き相棒捜査官(アビー・コーニッシュ)は、連続殺人事件の捜査に行き詰まり、元同僚のアナリスト兼医師ジョン・クランシー博士(アンソニー・ホプキンス)に助けを求める。博士は隠遁生活を送っていたが事件に特別の感情を抱き、容疑者のチャールズ・アンブローズ(コリン・ファレル)を追跡していく。だが並外れた予知能力の持ち主である博士は、この殺人犯が自身以上の能力をもっていることに気付く…。

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©2014 SUPERSENSORY, LLC

 

ブレイン・ゲーム|Solace』の感想

※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。

3.7 ★★★☆☆

超能力者 vs. 超能力者

冒頭でも書いたように羊たちの沈黙がとても大好きで、アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士もすごく好きです。だからこそ、もう少しSF要素を控えてサスペンスを濃く演出してほしかったです。

 

本作は超能力を持つジョン(アンソニー・ホプキンス)が、同等以上の能力を持つ犯人チャールズ(コリル・ファレル)と対峙するというお話。チャールズの動機は将来重病になる患者を苦しむ前に事前に殺してあげるというもの。こういった奇っ怪な動機は嫌いじゃないのですが、展開のテンポがいまいち悪いように感じました。

 

というのも超能力者 vs.超能力者という事で、ジョンの見たヴィジョンを断片的に映像化して盛り込みまくっているので、どうしても客観視できず、かと言ってSF的なアプローチのせいで何でもできてしまうだろう可能性を消せずにいるため主観的にもなれず、どっちつかずのままよくわからない映像を見る時間が長くなってしまっていました。

抽象的に表現したいならビジョンをもっとアーティスティックにして色の濃い印象だけを与えてほしかったですし、サスペンス風にしたいのならビジョン以外の部分をしっかり描いてほしかったというのが正直な感想です。

 

ただ、それでも3.7点というそこそこな評価をつけたかったのは、やはりキャストの素晴らしさが理由です。アンソニー・ホプキンスは日本人から見ても相変わらず不可思議な雰囲気を上手に纏っていましたし、犯人役のコリン・ファレルアンソニー・ホプキンスに負けないくらいの存在感を放っていました。

そして何よりも、我らがニーガン(TWD)ジェフリー・ディーン・モーガンが出演されていたのもTWDファンとしては嬉しかったです。ジェフリー vs. アンソニーな絵も見てみたかったなー。TWDの続きも楽しみです!(笑)

 

ということで私個人としては残念ながらそこまでハマることができませんでしたが、同じように独特な演出を多用した松たか子主演の人気映画「告白」などもハマらなかったので、もしかしたら世間的にはもう少し評価は高いのかもしれません。

 

ブレイン・ゲーム|Solace』が見れるVOD

私はAmazon Primeで見ました。それ以外でもU-NEXT、TSUTAYA TVauビデオパスなどでも見れるみたいですが、いずれも見放題ではなくポイント課金が必要になるようです。無料トライアルでもらえるポイントを使えばお金をかけずに視聴も可能なので、まだ使った事がないという方は是非。

U-NEXTTTV

ブレイン・ゲーム(字幕版)

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