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映画『ダークサイド|Looking Glass』見ました。


【映画 予告編】 ダークサイド(2018年)

俳優さんごとに演じるキャラクターや物語にも傾向があって、好みの俳優さんがいると「この俳優さん出てるならきっと面白い」と映画を選んだりできたりもしますよね。

私の場合はニコラス・ケイジとマッド・デイモンがツボだったします。世間的にハズレだと言われてるものも意外と楽しめたりもするんで、今回見つけたダークサイドもAmazonの評価は微妙だったんですが、年末で時間もあったので見てみることにしました。

 

『ダークサイド|Looking Glass』のあらすじ

幼い娘を不慮の事故でなくしたレイ(ニコラス・ケイジ)とマギー(ロビン・タニー)は、気分を変えるため新しい生活を求めて田舎のモーテルを買い取り、オーナーとしての生活を始める。
そのモーテルの倉庫の奥には隠し通路があり、10号室にあるマジックミラーから室内を覗けるようになっていた。
レイは好奇心から客の遊びを窃視していたのだが、あるレズビアンのSMカップルのうちの1人が後日死体で発見される。
驚きながらも真相を探るべく、レイは再びマジックミラーへと足を運ぶのだった。

 

『ダークサイド|Looking Glass』の感想

※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。

 4.0 ★★★★☆

軽いアングラ感と田舎な雰囲気が癖になるミステリー

強烈な刺激があるSM映像などもなく誰もが見やすく作られてはいますが、田舎のモーテルならではのちょっと寂れた感じからくる非日常的な雰囲気は十分感じる程度に作られてはいて、最後まで飽きずに見ることができました。

 

私自身がニコラス・ケイジが好きだという事もありますが、そうでない人でも不思議と人の目を引きつけるような雰囲気がある役者さんだと思うので、多少間延びしているように感じるシーンでも別段退屈するような事もなかったのは流石でした。

 

作品を見る前にあらすじやレビューを軽く読んで、『レズビアン』や『SM』などの単語が印象的過ぎてそちらばかりに気を取られていたのですが、主軸は結構ガッツリなミステリーです。

 

ただ、だからこそ、犯人らしき人が途中で容易に予想できてしまったのが多少残念ではありました。もう映画の結末で新しいものは作る事ができないとも言われている昨今ですが、その中でも非常に「ですよね~」と悪い意味で納得できてしまうようなベタな展開だったのは若干のマイナスポイントではあります。

 

それを踏まえての4.0という評価は人によっては高く思われるかもしれませんが、ミステリーやサスペンス好きの方なら見て損はないとは思います。

 

個人的にはもっとがっつりSMシーンや非道徳なアンダーグラウンドの世界を前半でぶちこみまくって、レイが現実と非現実の区別がつかなくなるくらい窃視に没頭しまくってからのサスペンスみたいなバランスの方が、アーティスティックな映画になったかもと思ったりも。

 

ニコラス・ケイジ作品はまだ見ていないものも多いので、これからも面白そうなのがあったら見ていきたいと思います。

 

ゲット・アウト』が見れるVOD

私はAmazon Primeで見ました。見放題はおそらくAmazonだけでそれ以外だとレンタルになるようです。Amazon以外でも初回登録時の無料ポイントを使えば無料で見ることもできるんでおすすめです!

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ダークサイド(字幕版)

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  • 発売日: 2018/11/16
  • メディア: Prime Video