映画『ハッピー・デス・デイ』見ました。
少し前にTOHOシネマズで見てきました。一応ジャンル的にはホラーですが、同じ1日を繰り返すタイムループをテーマにした珍しいホラー。というかそんなに怖くないし見終えた後の感覚は明らかにホラーとは違う爽やかな気分なので、もしかしたらホラーではないかもしれません。
『ハッピー・デス・デイ』のあらすじ
9月18日月曜日、テレサは友人のカーターの寮の部屋で目を覚ました。9月18日はテレサの誕生日で、前日は前夜祭のパーティで酒をたらふく飲んだため、起きると頭痛がひどかった。カーターに薬をもらって部屋を出て自室へ戻り、ルームメイトのロリからもらったカップケーキを捨て、父親からの誕生祝いの約束をすっぽかし、大学教授との不倫を楽しんで、夜はサプライズパーティを楽しんだ。
そしてその帰り道、トンネルの途中にオルゴールが置かれてあり、振り返ると仮面を付けた人物が突如襲いかかってきて、必死に逃げるもテレサは殺されてしまう。
しかし次にテレサが目覚めると、同じ9月18日月曜日、場所も同じカーターの家のベッドだった…。
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『ハッピー・デス・デイ』の感想
※感想はネタバレを含んでいる事がありますので、未視聴の方はご注意ください。
星 ★★★★☆
パリピ女子版『時をかける少女』
あまり期待していなかったのですが、これは楽しい!久しぶりに万人におすすめできる映画を見た気がしました。大学教授と不倫して、男友達の家にもすぐに泊まって、同寮の友達から挨拶されても無視、おまけにルームメイトのくれたバースデーのカップケーキを捨てるという絵に書いたような不良娘が主人公。
そんな主人公のテレサが、殺されて時間が戻り続ける日々の中で犯人探しをしながらどんどん更生していくという話です。
ホラー映画としての怖さは皆無ですが、話の軸がしっかりしているのでとても見やすかったです。雰囲気もかなり爽やかで、ループし続ける苦悩などというよりは、「くっそー次は絶対なんとかするぞ~」的なテレサのポジティブな心理が強く伝わってきて、不良娘が更生していく姿が愛らしく気づけば応援してました。
主人公テレサ役のジェシカ・ローテさんもとてもキュートですし、何より死に様が潔すぎる(笑)タイムループ物は繰り返される事への恐怖が強く描かれているものが多いですが、「どうせ死ねばまた同じなんでしょ」的なイケイケな思想が清々しくて死に方も潔いです。
日本で公開されたのは割と最近ですが、どうやら2017年の作品のようで既に『ハッピー・デス・デイ 2U』という続編も公開されています。
これまた面白そう。また機会があれば見てみたいと思います。